「AIって、ITに詳しくないと使えないんじゃないか」
そう思っている方は、まだ多いです。
結論から言うと、今の生成AI(ChatGPTやGeminiなど)を使うのに、プログラミングの知識は一切必要ありません。
スマホで文字を打てれば使えます。
では、AIをうまく使いこなせる人とそうでない人の差はどこにあるのか。
研修を重ねてきた経験から、それはたった1つのことに集約されると感じています。
AIを使いこなす人がやっていること
それは
「相手(AI)に、どうしてほしいかを具体的に伝える」
これだけです。
当たり前に聞こえますが、実際にやってみると意外と難しい。
「議事録を作って」と指示するのと、「以下の会議の発言録をもとに、決定事項とネクストアクションを中心にまとめた議事録を500字以内で作って」と指示するのでは、出てくる結果が全く変わります。
AIは「察する」ことができません。
人間同士なら「なんとなく伝わる」文脈も、AIには通じません。その分、指示を具体的にするほど、望む結果に近い答えが返ってきます。
具体的な指示の3要素
AIへの指示を具体的にするには、次の3つを意識するだけで十分です。
1. 目的(何のために作るか)
「ブログ記事を書いて」→「宮崎の飲食店オーナー向けのブログ記事を書いて」
2. 条件(どんな形式・制限があるか)
「まとめて」→「箇条書きで5項目以内にまとめて」
3. 対象読者(誰に向けて書くか)
「説明文を作って」→「IT知識がない60代の経営者でも分かるように説明文を作って」
この3つを意識して指示を書くだけで、AIの回答の質が大きく変わります。
実際に比べてみる
悪い指示の例
ChatGPTの使い方を教えて
良い指示の例
スマホしか使ったことがない60代の小売店オーナーに、
ChatGPTの基本的な使い方を3ステップで説明してください。
専門用語は使わず、具体例を交えて説明してください。
同じ「ChatGPTの使い方を教えて」という意図でも、指示の具体性によって回答の使いやすさが全然違います。
「うまくいかなかったら言い直す」でいい
AIとのやり取りは、1回で完璧な答えを出してもらう必要はありません。
「もう少し短くして」「もっとカジュアルな文体で」「具体例を追加して」。
こうした追加指示を重ねることで、望む答えに近づけていきます。
会話のように何度もやり取りできる。
これが生成AIの強みです。
最初の指示が完璧でなくても、修正しながら使えばいい。
プログラミングは必要か
短い答えで言うと、今の段階では不要です。
ChatGPTやGeminiは「日本語で話しかける」だけで動きます。
コードを書く必要はありません。
将来的に「もっと複雑なことをAIにやらせたい」となったときに、初歩的なプログラミング(Pythonなど)を学ぶ選択肢が出てきますが、それは先の話です。
まずは今の業務の中で「これをAIに任せてみよう」という1つを見つけて、日本語で話しかけてみることが先決です。
まとめ
非エンジニアがAIを使いこなすために必要なたった1つのこと:
「相手に、どうしてほしいかを具体的に伝える」
目的・条件・対象読者の3つを意識して指示を書くだけで、AIの回答の質が変わります。
プログラミングの知識は不要です。
どこから始めればいいか迷っている方は、相談ください。
業務の内容を聞いて、すぐ使えるプロンプトを一緒に作ります。