持原孝介
AIの活用が広がる中で、個人データの扱いに不安を感じる方も多いのではないでしょうか？
Anthropic社が提供するAI「Claude」も例外ではありません。
この記事では、Claudeの自動学習（AIトレーニング）をオフにする方法を
初心者にもわかりやすく画像付きで解説します。
数分で完了するので、プライバシーを守りたい方はぜひ設定を確認しておきましょう。
Claudeの自動学習とは？
Claudeは、ユーザーとのやり取りを元にAIの性能を向上させる「学習機能」を備えています。
ただし、自分の入力内容が学習データに使われたくない場合は、オプトアウト設定で停止可能です。
Claudeのデータ利用方針を理解しよう
Claudeの開発元であるAnthropic社は、以下のようにデータを扱っています。
- モデルの改善目的で会話内容を一部分析することがある
- ユーザーは自分のデータ利用を制御できる
- オプトアウト設定により、AIの学習対象外にできる
つまり、設定を変更すれば自分の会話内容が学習データとして使われなくなります。
Claudeの自動学習をオフにする手順
それでは、実際の手順を見ていきましょう！
画像の通りに進めれば、3分ほどで完了します。
手順 １ ： 左下のプロフィールをクリック
ログイン後、画面左下にある「設定とヘルプ」ボタンをクリックします。
手順 2 ： 「設定」をクリック
手順 3 ： 「プライバシー」をクリック
手順 4 ： 「Claudeの改善にご協力ください」ボタンをクリック
ボタンクリックすると青からグレーになればOK
手順 ５ ： 「ロケメーションメタデータ」も気になれば
「ロケーションメタデータ」のボタンをクリック。
ボタンクリックすると青からグレーになればOK
よくある質問（FAQ）
Q1. Claudeの自動学習をオフにすると、AIの精度は下がりますか？
→ いいえ、通常の会話や情報検索にはほとんど影響しません。
自動学習をオフにしても、Claudeの基本機能はそのまま使えます。
プライバシーを重視したい方は、安心してオフにして大丈夫です。
Q2. モバイル（スマホ）でも設定を変更できますか？
→ はい、スマートフォンのブラウザやアプリからも設定可能です。
メニュー → 設定 → プライバシー → モデル学習をオフ、の順で行えばOKです。
表示位置が少し異なりますが、手順はパソコンとほぼ同じです。
Q3. 会話履歴やアップロードしたファイルも学習に使われますか？
→ オプトアウト設定をオンにすることで、
今後の会話内容やアップロードデータは学習対象外になります。
ただし、過去のデータはすでにモデル改善に使用されている場合があります。
今後のデータ利用を防ぎたい場合は、早めの設定変更がおすすめです。
Claudeを安心して使うために
Claudeは、セキュリティ意識の高い設計が特徴のAIです。
それでも、プライバシー管理は自分の手で行うことが大切です。
💡 このあと読むとさらに理解が深まります：
🔗 ChatGPTの履歴削除とデータ管理の基本ガイド